横浜版地域循環経済推進プラットフォームが支援するプロジェクト
横浜市の4つの圏域ごとに、「サーキュラーエコノミーplus」のビジョンを体現している産官学民の共創プロジェクトをご紹介します。いずれも脱炭素、資源循環など環境への貢献、地産地消などによる地域経済の活性化に加え、地域の高齢者、福祉施設、教育機関などとの連携を通じて「ひと」のエンパワーメントを実現している点が特徴です。横浜版地域循環経済推進プラットフォームでは、これらのプロジェクトを中心に各圏域のサーキュラーエコノミーゾーンを形成していくことを目指しています。
横浜オリーブ(北部)
緑区いぶき野の耕作放棄地において、横浜市内の公園緑地や街路樹などの剪定枝や刈草を原料とする堆肥「はまっ子ユーキ」を活用して横浜産オリーブを栽培する循環型農業プロジェクト。
瀬谷ハチミツリビングラボ(西部)
2027年の国際園芸博覧会開催予定地となっている瀬谷区における都市養蜂プロジェクト。福祉施設や学校など多様な人々との連携によるハチミツづくりを通じて、地域循環経済の実現を目指す。
SDGs横浜金澤リビングラボ(南部)
地元農家、事業者、小学校の連携による循環型農業プロジェクト。廃棄される海藻を堆肥にして育てた唐辛子を使った「金澤八味」、ミカンの陳皮や竹炭を活用した「黒船石鹸」を展開。
夕方マルシェ(東部ほか)
地産地消・フードロス・共生社会の3つがテーマの地域循環型マルシェ。「夕方」という時間をメディアと捉え、自宅に帰る通勤客をターゲットに、賞味期限・消費期限が近くそのままではロスになってしまう食品や規格外の食品を帰り際にレスキューしてもらう仕組み。また、地産地消の新鮮な野菜、育児や介護、闘病やハンディを抱える方が作るハンドメイド製品の販売なども行っている。横浜市内各地の農作物や循環型製品を扱うことで、横浜版地域循環経済を横串で編集し、食品ロス削減に貢献しながら生産者と消費者をつなげる役割を果たしている。
地方創生応援税制(企業版ふるさと納税)を活用した寄附について
横浜市では、横浜版地域循環型経済「サーキュラーエコノミーplus」の推進に向けて地方創生応援税制(企業版ふるさと納税)の仕組みを活用した寄附を募集しています。本取り組みに関心をお持ちの企業様はぜひご検討ください。