【3月8日】横浜市金沢区の子どもたちとつくる地域の循環 〜明日をひらく「YOKOHAMA会議2023」

本イベントは終了いたしました。ご参加・ご視聴いただいた皆様、誠にありがとうございました。アーカイブ動画は下記からご覧いただけます。

明日をひらく「YOKOHAMA会議2023」
横浜市金沢区の子どもたちとつくる地域の循環

明日をひらく「YOKOHAMA会議2023」~持続可能な横浜を共に創る対話の2ヶ月間の一環として、3月8日(火) 12時からおたがいハマセミナーを開催します。

昨年(令和4年)12月に確定した「横浜市中期計画2022~2025」。この計画では、市民みんなで、共にめざす都市像として、「明日をひらく都市 OPEN × PIONEER 2040 YOKOHAMA」を掲げています。これには「横浜に関わる、全ての人が前を向き、希望にみちあふれた毎日を送れる、世界のどこにもない都市を共につくる」という横浜市の強い決意が込められています。

一方で、その実現のためには、行政だけでなく、これを共に目指す仲間を市民や企業、学識研究者の皆様から募り、増やして 行く必要があります。仲間とは、現在、市民として横浜を支えてくださっている方々は、もちろんのこと、横浜で学ぶ方、働く方、そして、今後横浜市民となっていただく方、横浜で生まれる方、です。

このような多様で多彩な仲間たちを増やし、より多くの市民が参画するオープンな対話と仲間たちとの先駆的な共創・協働によって「明日をひらく都市」を目指すため、私たちは、市内各地で様々な形の対話の取組を展開しています。

今回は、横浜市南部エリアで、「子どもたちと一緒につくる地域の循環」をテーマに、子どもと大人が一緒になって循環を生み出し、地域を盛り上げる活動を紹介します。サーキュラーエコノミーと子どもたち、教育はどのように交わり、地域の価値を生み出していくのでしょうか。

横浜市磯子区を拠点に地域のリビングラボ活動を続けている一般社団法人YOKOHAMAリビングラボサポートオフィス代表理事・株式会社Solar Crew代表の河原勇輝さん、横浜市金沢区を拠点に、瀬ヶ崎小学校の子どもたちと一緒になって金沢区の地域産品「金澤八味」や「黒船石鹸」を作り上げたSDGs横浜金澤リビングラボ関係者、瀬ヶ崎小学校教諭の桐山智さん、地域のママがラジオ番組の制作とパーソナリティにチャレンジするコミュニティ「ママ夢ラジオ」を運営する一般社団法人夢ラジオ代表の竹岡望さんほかをゲストに招き、「子ども」×「食・農・アート・空き家・母親」といった様々な切り口で実践しているそれぞれの活動を紹介します。

<実施概要>
・日時:3月8日(月)12:00-13:00
・開催形式:オンライン配信
・配信URL:https://www.youtube.com/watch?v=Ei2bJHIkqVQ

ゲスト
河原勇輝さん(一般社団法人YOKOHAMAリビングラボサポートオフィス代表理事/株式会社Solar Crew COO)

経営の中で地域に寄り添うことを学び、地域貢献やSDGsに取り組み始める。2033年には3軒に1軒が空き家になると予測されるほど深刻化する空き家問題、不足する避難所問題などを受け、2021年7月、空き家活用を主とする株式会社Solar Crewを立ち上げCOOとして活動中。第8回グッドライフアワードでは、『空き家×防災拠点』の取組みが認められ環境大臣賞を受賞。休日はNPO法人green bird横浜南チームリーダーとして、横浜市内5拠点でゴミ拾いを通じて、ゆるやかなコミュニティ活動を展開。ヨコハマSDGsデザインセンターでは地域コーディネーターを務めている。

【参考サイト】株式会社Solar Crew
【参考サイト】ヨコハマSDGsデザインセンター
【参考記事】IDEAS FOR GOOD「空き家を地域の”課題”から”課題解決拠点”に。DIY体験でつながりを生む「solar crew」」

桐山智さん(横浜市立瀬ヶ崎小学校教諭)

SDGsやサーキュラーエコノミーなどの概念を言葉で伝えるのではなく、日々の暮らしや、様々な教科との関連させながら「自分ごと」として捉えられるようカリキュラムマネジメントし、これからの時代を生きる子供たちにとって必要な「繋げて考える力」を街と繋がった学習を通して高めている。

【参考サイト】横浜市立瀬ヶ崎小学校
【参考記事】タウンニュース「瀬ヶ崎小5年生黒船石けんを製作企業・団体と協力し地域活性」

竹岡望さん(一般社団法人夢ラジオ)

1986年、北海道生まれ。日本赤十字北海道看護大学卒業後、2008年に国家公務員共済組合連合会 虎の門病院に入職。看護師として血液内科、整形外科、消火器内科にて勤務する。2018年、ママ夢ラジオスタート。2020年に一般社団法人夢ラジオを設立し、代表理事に就任。2022年株式会社わたしたち設立。取締役副社長を務める。

【参考サイト】ママ夢ラジオ
【参考記事】another life.「やるかやらないかは、自分で決める。 普通の主婦が、ラジオ番組を持つまで。」

二見 翼さん(横浜市金沢区の地域活動家)

1982年 金沢区並木3丁目18街区生まれ。2016年頃から富岡並木ふなだまりgionbune公園愛護会、金沢文庫芸術祭を中心に地域活動を始め、2021年に脱サラして地域活動家として活動を開始。活動における最大のテーマは「無償ボランティアを有償ボランティアへ」。一般的な核家族を養う事が可能な報酬をもらえる地域活動のあり方を模索中。2021年に誕生した愛娘を育てる専業主夫でもあり、その分野でも発信を続けている。様々な団体に所属や関わりを持つ中で、ほぼ全ての団体が中高生との関わりを求めているため、2023年の目標は「中高生を地域活動に巻き込む」。その中で中高生主導の新たな企画、イベント、創作が生まれるようサポートしていく。好きな飲み物は、ビール、麦焼酎ソーダ割り!

参考:https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/312417
※日刊ゲンダイ「好きすぎて副業に」

https://www.okaasan.net/mjreport/77701/
※お母さん大学内「お母さん業界新聞横浜版」

山﨑 真実さん(fita デザイナー/アートディレクター)

埼玉県深谷市出身、7年前より拠点を横浜に移し、地元官公庁の広告物制作業務にも携わる。カタチにする、わかりやすく・魅力的に伝える、その作り手として業務・地域活動ともに尽力。
https://www.fita-design.com
横浜クリエーターデータベース クリエイター掲載
https://acy.yafjp.org/creatorsdatabase/4733

コロナ禍での飲食店テイクアウトサイト作成や、派生したコラボレーション弁当(食卓八景弁当)の企画、そして今回、登壇メンバーと共に横浜市金沢区のご当地かるた「カナかる」を創作。
4月23日(日)お披露目会&第一回カナかる大会開催!
https://www.kanakaru.com

好きな食べ物は、韓国料理とクリームソーダ!

<参考>
▽明日をひらく「YOKOHAMA会議2023」
横浜市中期計画の共にめざす都市像である「明日をひらく横浜」の実現を念頭において、市内各地で多様な官民の主体による対話(フォーラム、フューチャーセッション、ワークショップ等)の取組を2か月間に亘って展開します。それぞれの対話の場は出来る限り、オープンにし、より多くの市民に参加(含むオンライン)を呼びかけると共に、各対話の内容は動画等で記録し、広く市民に公開します。さらに「財政ビジョン」や「行政運営の基本方針」、「中期計画2022~2025」の内容を踏まえた「公民連携のあり方ビジョン」(仮称)や市庁舎低層部を拠点とした「よこはま共創コンソーシアム」(仮称)のあり方に反映します。
https://otagaihama.localgood.yokohama/topics/6823/

▽横浜版地域経済循環ビジョン「サーキュラーエコノミーplus」とは?
「サーキュラーエコノミーplus」は、資源や製品の循環だけではなく循環を通じた「ひと」のエンパワーメントにより、横浜が抱える環境・社会・経済課題を同時に解決し、横浜市民のウェルビーイング実現を目指す、新たな社会経済ビジョンです。SDGsの17の目標すべてを地域経済の中でバランス良く達成するために、横浜版リビングラボを運営する民間団体が集まり対話を重ねることで生み出されました。”plus” という言葉には、「Planet(環境)」と 「Profit(経済)」に「People(ひと)」の視点を「plus(加える)」するという意味を持っています。
https://circular.yokohama

※本セミナーは、横浜市、ハーチ株式会社、NPO法人横浜コミュニティデザインラボ、一般社団法人YOKOHAMAリビングラボサポートオフィスの4者が2021年12月1日に締結した、「リビングラボを通じた循環型経済(サーキュラーエコノミー)を公民連携により推進する協定」にもとづく協働・共創事業「おたがいハマセミナー」として「サーキュラーエコノミーplus」をキーワードとして実施します。
【参考】:横浜市記者発表資料:リビングラボを通じた循環型経済(サーキュラーエコノミー)を推進するための協定を締結~公民連携で循環型経済を推進し市民のウェルビーイングの向上を目指します~