10月25日(火)多様なケアを支える横浜版地域循環型経済
共創博覧会5日目のテーマは、多様なケアを支える「横浜版地域循環型経済」です。
21世紀は共働き世帯の増加や長寿命化によって女性世帯主が中心となる社会。女性が生き生きと活躍することができる社会経済が強く求められる時代であると言えます。一方でヤングケアラーの存在や単身高齢者の孤独死の問題に象徴されるように20世紀後半のように家族による介護に頼りがちだったこの国のケアのあり方を抜本的に見直すことに迫られています。
この日のプログラムでは、生活支援サービス(ケア)産業を活性化することで、誰もが生き生きと活躍しながら、安心して、安全に暮らすことができる地域社会を目指し、医療福祉の専門家や美容や理容産業の担い手のみならず、病気や障害など困難に直面する当事者も交えて、探求と対話のセッションを展開します。
〇ライブ配信(後日アーカイブとして視聴できます)〇
https://youtu.be/4exHq-pBkZE
スケジュール
※ 各セッションタイトルにセッション毎の動画リンクが設定されていますので、是非ご覧ください。
10:00〜10:50 オープニングセッション~おひとりさまと女性が中心となる時代のケアを考える
・黒澤史津乃(株式会社OAGライフサポート)
・江成道子(一般社団法人日本シングルマザー協会 代表)
・舟田泰久(横浜市社会福祉協議会)
・常光明子(横浜市男女共同参画推進協会、男女共同参画センター横浜 館長)
11:00〜11:50 セッション1 女性が主役!持続可能な美容産業の未来を考える
・中島翔(磯子リビングラボ 代表)
・大森淑美(株式会社AI)
・榎本峰子(株式会社TABIJI 代表)
・金山宇伴(日本美容創生株式会社 CEO)
12:15~13:00 ケア関係リビングラボの取組紹介
・中島翔(磯子リビングラボ)
・神道映利(つるみヤングケアラーリビングラボ)
・鎌村誠司(ひとりでも住み続けられる横浜リビングラボ)
・高岡玲子(みどりWell-beinGood!リビングラボ)
13:00~14:20 セッション2 障害と病気に直面する当事者が構想する「誰一人取り残さないケア社会」
①神戸大学 土田修平特命助教「障害者・高齢者の身体動作維持と向上へ向けた研究」講演とブレイクダンス実演。
②横浜市立大学付属病院 吉見医師(外来医長)による「誰一人取り残さないケア社会」に欠かせないメンタルについての講演。
③坂本直巳 民間救命士による、直ぐに使える移乗実演指導。
登壇者:岸川忠彦(日本ALS協会理事)、坂本直巳(Suigouエスコート 代表)、小柴健一(すすきの団地リビングラボ代表)、櫻井香奈子(オフィスさくらい代表)、寺西眞一(株式会社さくらプラン代表)
同時開催:展示「ALS難病と闘いながら共存する人々」
・押し絵家 中谷祐子 個展、写真家 下地純 個展、俳句家 久保田典子(故人) 展示、作家 著書「生命あふるる日々」山形 総(故人)
・中谷さんは、押し絵を展示販売いたします。
・下地さんは、写真(額縁A4サイズ生写真)とポストカード(8枚1組)を展示販売いたします。
・久保田典子さんは、展示のみとなります。
・山形 総さんは、「生命あふるる日々」販売となります。
企画:障害者・高齢者福祉イノベーションリビングラボ
14:30~14:55 ヤングケアラー支援を考える
・神道映利(つるみヤングケアラーリビングラボ)
15:00~15:30 共創事例紹介
「上郷ネオポリスにおける持続的なまちづくりの推進」
・都市整備局 地域まちづくり課
15:30~16:15 おひとりさま社会の今とこれからを考える
・鎌村誠司(ひとりでも住み続けられる横浜リビングラボ)
・白神誠敬(横浜市沢渡三ツ沢地域ケアプラザ所長)
・江崎純子(行政書士)
・遠藤成幸(神奈川ロイヤル株式会社)
・黒澤史津乃(株式会社OAGライフサポート)
・澤本慶太(株式会社鎌倉新書 経営企画部長)
16:15~16:50 総括討論「多様なケアと新しいセーフティネット」
・ファシリテーター:関口昌幸(政策局 共創推進室)
17:00〜19:30 介護ハッカソンとケアテックオープンラボ~多様なケアを支えるデータとデジテク
17:00〜17:30 (1)共創事例紹介
共創事例紹介
①「避難ナビ」
・総務局 地域防災課
②「中学生向け防災プロジェクト」
・株式会社ペガサス
17:30〜18:30(2)ケア・テックオープンラボからの報告
①「とつかリビングラボにおけるスマホ教室の新しい展開」
・駒形和弘(株式会社ツクイホールディングス イノベーション推進室 室長)
②「ミルモブック・ミルモネットによる介護サービスの見える化の取り組み」
・池山翔太(株式会社ウェルモ 地域資源プラットフォーム本部 統括マネージャー)
③「医療福祉従事者と当事者とのコミュニケーションを支えるデータベースの仕組み」
・加藤信吾(富士ソフト株式会社 情報ソリューション事業部 課長)
総評:林宣宏(東京工業大学 副学長)
18:30〜19:30(3)介護デジタルハッカソン~アイデアソン報告会
①桐蔭学園チーム
②医療補助動画チーム
③高齢者・障害者にとっての緊急見守りチーム
④ナイス・ダイスチーム
<出店・展示>
※富士ソフト 介護用ロボット展示、ツクイ 施設紹介、ウェルモ ミルモブック・ミルモネット展示
※写真家・宮古島で就労 下地さん(ALS罹患者) 個展開催、挿し絵家・日本ALS協会愛媛支部長 中谷さん(ALS罹患者) 個展開催(障害者・高齢者福祉イノベーションリビングラボ)
※挿し絵家 中谷祐子 個展、写真家 下地純 個展、俳句家 故久保田典子 展示
◎スペースA・B(配信収録スタジオ)
19:00〜20:30
「横浜をつなげる30人 第3期 前夜祭!」
19:00-19:05
イントロダクション
19:05-19:45
Session 1「まちの同級生はどこにいる?”横浜をつなげる30人”で見つけた越境コミュニティのポテンシャルとチャレンジ。」
19:50-20:30
Session 2「多様なつながりを創出する。コミュニティよもやま話!」
10月末から3期がはじまる「横浜をつなげる30人」が、協働・共創の力によって立ち向かい、持続可能な横浜の未来を切り拓く「よこはま共創博覧会」とコラボレーション!1・2期メンバーからご登壇いただき、「横浜をつなげる30人」の今までとこれからに関するトークをお届けします!
「横浜をつなげる30人」の3期が、はじまろうとしています。今回は、前夜祭企画として横浜をつなげる30人1・2期メンバーのクロストークセッションを開催します。
▽詳細
https://kyoso.yokohama/2022/10/12/yokohama30/
横浜をつなげる30人
https://yokohama30.com/
「よこはま共創博覧会2022」詳細
- 21日(金) これからの共創のあり方を考える
- 22日(土) 横浜の未来を担う子ども・若者との共創
- 23日(日) 若手経済人との共創による持続可能な横浜の実現
- 24日(月) 脱炭素社会を実現する横浜版地域循循環型経済
- 25日(火) 多様なケアを支える横浜版地域循環型経済
- 26日(水) 誰一人取り残さない社会を実現する対話と探究の手法を体験する
- 27日(木) 協業によって新たな価値を創発する~これからのオープンイノベーション
- 28日(金) 金融とDXが支えるオープンイノベーション
◎ブース展示:21日(金)〜28日(金)
・リビングラボを通じた循環型経済(サーキュラーエコノミー)を推進するための協定
・サステナブルプロダクト展
【横浜市記者発表資料】「よこはま共創博覧会2022」を開催します!(2022年9月29日)